『愛の嵐』(原題:Il Portiere di notte)1973年、イタリア映画。ウィーンのホテルでポーターとして働くマクシミリアンは、戦時中はナチス親衛隊の将校で、身分を隠して暮らしていた。ある日、客として有名な指揮者が訪れる。マクシミリアンはその妻ルチアに見覚えがあった。ルチアは13年前、マクシミリアンが強制収容所で弄んだユダヤ人の少女であった・・・・。リリアーナ・カヴァーニが描く、退廃した愛の物語。歌っている曲は「愛の嵐」、原題は「Wenn ich mir was wunschen durfte」で元々はマレーネ・ディートリッヒが歌っていたものです。