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ALS治療に新たな希望　発症の仕組みが一部解明

　岡部宏生さん、54歳。6年前、有効な治療法がない難病「ALS＝筋萎縮性側索硬化症」を発症した。全身の筋肉が萎縮し続け、3年後には自ら呼吸をすることもできなくなった。日本の患者数は約8500人。今回、京都大学らのグループが、患者の細胞から作ったiPS細胞を使った研究で、発症の仕組みの一端を明らかにしたと発表した。新薬開発の大きな一歩だとしている。「患者の7割が人工呼吸器を選ばずに死を選ぶ」という現状を訴えてきた岡部さんもコメントを寄せた。　岡部宏生さん：「ALSのメカニズムが解明されたと聞きました。私たちは病状の進行と闘っていますので、大変希望にあふれています」

投稿日：2012-08-03 03:06:50
長さ：00:00:59
PV:270　 コメ:1　 マイリス：2

科学　ALS　iPS細胞　筋萎縮性側索硬化症　病気　医療　医学