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慢性疲労症候群と脳内炎症の相関関係を解明



 大阪市立大学と理化学研究所などの共同研究グループは、原因不明の疲労が長期間続く慢性疲労症候群について脳内炎症との相関関係を解明したと発表した。 慢性疲労症候群は、原因不明の疲労や倦怠感(けんたいかん)が長期間続く症状で、発症のメカニズムは分かっておらず、治療法も確立されていない。 大阪市立大学などの研究グループは、慢性疲労症候群の患者が健常者と比べて脳神経の炎症反応が広く生じることを確認。また、炎症の部位と頭痛や認知機能の低下など、発生する症状との相関関係があることも分かったという。 国内で約30万人がこの症状を抱えていると言われており、研究グループは今後、客観的な診断方法の確立と治療法の開発につながる第一歩になるとしている。(04/04 21:37)

投稿日:2014-04-05 01:03:03
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科学 慢性疲労症候群 脳内炎症 発症のメカニズム 大阪市立大学