3オクターブ半のボーカルレンジを持つカウンターテナー フランコ・ファジョーリが、アルタセルセで大ブレイクする直前に出演したロッシーニの歌劇『パルミラのアウレリアーノ』です。ロッシーニ愛好家からも驚きを持って賞賛されたマルティーナ・フランカの音楽祭2011年公演第2幕から ”Non lasciarmi in tal momento”です。ロッシーニが唯一カストラートのために曲を書いた歌劇で、その王子アルサーチェ役を務めました。動画クリップはyoutubeから拝借いたしました。 ところで、ロッシーニはこの作品から序曲とアリア数曲をセビリアの理髪師に(他の作品経由も含めて)転用しています。この曲はセビリア第1幕ロジーナの”今の歌声は"”に変身しました。